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ﾊﾟﾝの誕生
一番最初にﾊﾟﾝが誕生したのは麦の栽培が始まった紀元前6000年頃だったと考えられています｡
古代の人類は麦を粒のまま食べていましたが､やがて石と石でこすって粉状にしたものに水を加えて煮て､粥状にして食べ始めるよ うになりました｡

これを焼いて保存性をよくしたものが最初期のﾊﾟﾝだと考えられています｡

6000年前のﾒｿﾎﾟﾀﾐｱでは小麦粉を水でこね､焼いたものを食べていたことが分かっています｡これがﾊﾟﾝの原形です｡
ただし､この時代のﾊﾟﾝはまだ酵母菌が加えられていない為､発酵による気泡がなく平状で硬いもので平焼きﾊﾟﾝの様でした｡

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発酵ﾊﾟﾝの誕生
ﾒｿﾎﾟﾀﾐｱのﾊﾟﾝは始め無醗酵でした｡
粥状のものを放置すると天然の酵母菌や乳酸菌がつき､自然発酵をはじめます｡

始めは腐っている思われてと捨てられていましたが､やがて焼くと軟らかくなる事に気付き､食物･供え物として作られる様になりました｡

古代ｴｼﾞﾌﾟﾄでは､｢醗酵ﾊﾟﾝ｣が恐らく偶然から誕生し､紀元前2000年頃にはこの｢醗酵ﾊﾟﾝ｣のﾊﾟﾝが作られていました｡

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